記事登録
2008年09月11日(木) 19時16分

新司法試験、合格率33%=過去3回で最低−法務省時事通信

 法務省は11日、法科大学院修了者を対象とした新司法試験の合格者を発表した。受験者6261人のうち合格者は2065人、合格率は過去3回で最低の33.0%となった。法科大学院別に見ると、東大が200人でトップ。中大196人、慶大165人、早大130人、京大100人が続いた。愛知学院大、信州大、姫路独協大の3校はゼロだった。
 受験者は前年より1654人、合格者は214人それぞれ増加し、合格率は約7ポイントダウンした。合格者は平均年齢29.0歳で、男性1501人、女性564人。大学法学部などを卒業した法学既習者が対象の2年制コースを修了した人は1331人で、合格率は44.3%だった。法学未習者対象の3年制コースは734人で、合格率は22.5%。 

【関連ニュース】
司法修習生33人が落第=5.1%卒業できず-最高裁
「法曹増員はペースダウンを」=3000人目標で緊急提言-日弁連

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080911-00000130-jij-pol