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2008年08月31日(日) 21時04分

マケイン氏“ひと目ぼれ”ペイリン知事と1度会っただけで読売新聞

 【ワシントン=五十嵐文】米共和党の大統領候補となるジョン・マケイン上院議員は、アラスカ州のサラ・ペイリン知事と1度しか会ったことがないのに、副大統領候補への起用を決めていたことがわかった。

 「若さ」「女性」「保守的」といったペイリン氏の特長に目をつけ、女房役に抜擢した“電撃結婚”だったようだ。

 陣営の説明によると、マケイン、ペイリン両氏の初顔合わせは今年2月、ワシントンで開催された全米知事協会の席上。マケイン氏は翌3月に指名を確定させ、ペイリン氏は副大統領候補の1人としてリストに載ったが、候補選びが佳境を迎えた8月24日にマケイン氏が電話するまで、2人は事実上、没交渉だった。

 民主党大会でジョゼフ・バイデン上院外交委員長が同党副大統領候補に正式に指名された同27日夕、ペイリン氏はアリゾナ州入りしてマケイン氏側近と面会。翌28日午前、マケイン氏の私邸で2度目の面会に臨むと、副大統領候補として正式に“プロポーズ”され、受諾した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080831-00000027-yom-int