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2008年08月31日(日) 00時00分

宇部市が学校支援チーム中国新聞

 深刻な事件・事故や、理不尽な要求など学校単独では対応が難しい事案のサポート役として、宇部市は9月から、法律や医学、教育の専門家でつくる学校支援チームの運用を始める。県内の市町で初の設置という。

 チームは弁護士や精神科医、元教員や元警察官ら12人で構成。市内の公立小中学校37校で、2学期開始に合わせて活動を始める。事件の発生時などに、校長が市教委に「出動」を要請。必要なら3、4人程度の行動チームを組み、解決にあたる。

 県も2003年、主に児童、生徒や教職員の心のケアにあたるクライシス・レスポンス・チームを設置。市は、訴訟などでもつれる前に解決が望めるケースもあることから、独自組織の運用を決めた。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200808310005.html