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2008年08月30日(土) 23時20分

患者1021人の個人情報メモリーを紛失…福井総合病院読売新聞

 福井総合病院(福井市、林正岳院長)は30日、今年6、7月に入院していた患者1021人分の氏名や生年月日、入院日数などが入ったUSBメモリー(パソコン用外部記憶媒体)1個を紛失したと発表した。

 同病院によると、医療事務課の40歳代の男性職員が12日、院内のパソコンで入退院記録などをまとめようとデータをUSBメモリーに保存し、財布に入れたが、25日になって紛失に気付いたという。報告を受けた同病院は27日、福井県警へ遺失届を提出し、該当患者らに電話で謝罪した。保存データには、患者の住所や電話番号、病歴は含まれていないという。

 同病院では2005年4月から、個人情報の院外持ち出しを禁止していた。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080830-OYT1T00765.htm