2008年08月29日(金) 16時40分

3人に2人が家電製品の購入に店頭情報重視　マイボイスコム調査（nikkei TRENDYnet）

　マイボイスコム（本社：東京都千代田区）が2008年8月28日にまとめた「家電製品の店頭購入」についての調査によると、購入時に「事前情報を集め、重視して購入した」人は33％、「事前情報を集めたが、店頭情報を重視して購入」が35％、「事前情報は集めず、直接家電売り場に行って購入した」が32％と回答。店頭情報重視派が約3分の2を占めた。

　家電製品へのこだわりは「基本性能が高い」（55％）、「故障・老朽化するまでは買い替えない」（37％）、「価格が安い」（33％）が上位3位。過去5年以内に店頭購入した家電は、最も多かったのが「パソコン」で16％。以下、「デジタルカメラ」「テレビ」が各13％、「エアコン」10％など。購入価格は「10万円未満」が56％、「10万円以上」が42％だった。

　事前情報を集める際の情報源は、「価格比較サイト」が最も多く46％。次いで、「メーカーのホームページ」が42％、「新聞広告・チラシ」が30％。店頭で注目したポイントは「価格」（81％）が、2位の「販売員の説明」（45％）以下を大きく引き離した。

　調査は、原材料費の高騰などで今秋から家電製品が続々と値上げされるため、購入時の行動スタイルについて実施。8月1日〜5日にネットアンケートを行い、1万4863件の回答を得た。（文/平城奈緒里＝Infostand）

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