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2008年08月28日(木) 19時45分

中学講師パソコンがウィニー感染、卒業生らの個人情報流出読売新聞

 神戸市教委は28日、市立港島中の男性臨時講師(27)の私用パソコンがウイルス感染し、同校と、前任校・市立神港高の卒業生ら計819人の個人情報が、ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を介してインターネット上に流出した可能性があると発表した。

 市教委によると、流出した可能性があるのは、2005〜07年度の港島中卒業生の成績と進路、学級名簿など580人分の情報と、市立神港高(同市兵庫区)の05、06年度の卒業生239人のテスト結果など。

 市教委はネット上に一部の個人情報があるのを確認し、サイト管理者に削除を依頼したが、全体でどれだけ流出したかは不明という。

 臨時講師は今年6月、許可を得ずに、情報をハードディスクに入れて自宅に持ち帰り、成績のデータ処理をしていた。市教委は臨時講師を処分する方針。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080828-OYT1T00611.htm?from=navr