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2008年08月26日(火) 22時47分

パンダ 人工授精で赤ちゃん出産 20年ぶり4例目毎日新聞

 神戸市立王子動物園(同市灘区)は26日、ジャイアントパンダ「タンタン」(旦旦、12歳)が、人工授精の結果、同日午後3時46分に赤ちゃん1頭を出産したと発表した。推定体長23〜24センチで、性別は不明。国内では、上野動物園(東京都台東区)とアドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)で計8例、11頭が生まれている。国内での人工授精による出産の成功は、1988年の上野動物園以来20年ぶり4例目。

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 タンタンは今年4〜5月に計3回、ペアの雄の「コウコウ」(興興、12歳)との間で人工授精を実施。先月末から妊娠の兆候があった。出産後、赤ちゃんはタンタンに全身をなめられると「ミャーミャー」と鳴き声を上げ、タンタンに抱かれて母乳を飲んだという。

 王子動物園は27日から約1週間、パンダの公開を中止。赤ちゃんは3カ月後をめどに一般公開し、名前も市民から公募する方針。【内田幸一、高山梓】

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