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2008年08月26日(火) 10時33分

教団創始者の娘、一部否認=紀元会信者集団暴行死−長野地裁時事通信

 宗教法人「紀元会」(長野県小諸市)の信者奥野元子さん=当時(63)=が集団暴行を受け死亡した事件で、暴行を主導したなどとして、傷害致死などの罪に問われた教団創始者の娘、窪田康子被告(50)の初公判が26日、長野地裁(土屋靖之裁判長)であった。同被告は暴行を認めたが、「指示は出していません。(暴行は)死に至るほどではなかった」と一部を否認。犯人隠避教唆については無罪を主張した。
 検察側は冒頭陳述で、窪田被告は教団創始者の死後に実権を掌握し、暴力や虐待を通して教団のカルト化を推し進めたと指摘した。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080826-00000033-jij-soci