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2008年08月25日(月) 14時26分

「当たり」減少 原材料費上昇で仙台の駄菓子屋河北新報

 仙台市の駄菓子屋さんで、菓子の「当たり」が減っている。原材料費の上昇で、メーカーが減らしたのが原因。世界的な食料価格の高騰が、庶民のシンボルともいえる駄菓子の世界にも影を落としている。

 若林区二軒茶屋の駄菓子店の村井幸蔵商店。一個10円のガムは包みを破ると、裏に「当たり」か「はずれ」と書いてある。当たりは100個に8個入っていたが、昨年秋から3個に減った。

 魚肉のすり身を揚げた一個30円の「揚げ柳」は4月ごろから、当たりを廃止した。

 大阪市のガムのメーカーは「砂糖や水あめの原材料費がここ2、3年で3、4割上がった。値上げも考えたが、子どもは10円だから買ってくれる。価格を据え置くために当たりを減らした」と言う。

 高松市の揚げ柳のメーカーは「今の価格を維持するだけで精いっぱい。当たりなしはやむを得ない」と話す。

 商店の村井健治専務(51)は「パン店や洋菓子店と比べ、駄菓子メーカーは値上げを我慢している方だが、厳しい時代が続く」と語る。
 若林区の小学4年女児(10)は「くじ付きのお菓子が好きなので、当たりが減って悲しい」と残念がっている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080825-00000012-khk-l04