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2008年08月24日(日) 19時36分

伊香保の高級老舗旅館で22人食中毒、ノロウイルス検出読売新聞

 群馬県は24日、渋川市伊香保町伊香保の老舗旅館「福一」で、20日に宿泊した22人が嘔吐(おうと)や下痢、発熱などの食中毒症状を訴えたと発表した。

 いずれも症状は軽く、快方に向かっているという。

 症状を訴えたうち6人と、従業員3人の計9人の便からノロウイルスが検出され、県は、福一が提供した食事が原因と断定、調理場の一部を24日から3日間の営業停止処分とした。福一は22日から営業を自粛している。

 県によると、症状を訴えたのは、同県内と東京都、埼玉県、京都府、愛知県に住む21〜92歳の男女。

 福一は創業400年以上で、今年1月には1人1泊約10万円の客室を設けるなど、高級志向で知られる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080824-00000028-yom-soci