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2008年08月22日(金) 11時21分

女子ソフト金メダルの立役者上野由岐子の素顔ツカサネット新聞

ソフトボール日本代表が目指したもの「北京五輪で宿敵アメリカを倒し、金メダル獲得すること」。同時にそれは、日本のエースでもある上野由岐子の夢でもあった。

8月21日、北京五輪で公式競技から姿を消すソフトボールの決勝で見事、アメリカを3−1で破り悲願の優勝を果たした。

その立役者とも言うべき、上野由岐子の素顔に迫ってみたい。

世界最速の120キロ近い速球を繰り出す右腕であるが、その才能は小さい頃から際立っていた。小学校3年からソフトボールをはじめ、6年の時には中学生の女子ソフトボールチームを相手に、ヒット1本に抑え完封勝ちをしている。

また、中学校に入学した上野は、傑出した身体能力を示す。グラウンドで部員たちの遠投力を測ったところ、上野の投げたボールは50メートル先の土手を越えていった。

「土手まで投げる生徒はこれまでいなかった。私も野球経験はあるが、そこまで届く程度。上野は測定不能な所まで投げた。しかも、1年生で」と当時の指導者である吉井氏の驚きの言葉。

速球はすでに100キロを超えていた。

そして、こんな強心臓ぶりを物語るエピソードも存在する。2002年の世界選手権で、中国相手に完全試合を演じ、アテネの出場権を獲得した。だが、「この試合に勝てば、五輪出場権を取れることを知らなかったんです」

全くケタはずれの才能の持ち主である。だがその才能も自らに厳しい練習を課してきた結果開花したのだろう。

金メダル獲得により一夜にして国民的スターとなった彼女には、メディアへの露出という多忙な日々が待ち受けているだろう。

しかし、ゲーム好きの上野にとっては、ゆっくりゲームをする時間が一番欲しいのではないだろうか。



(記者:nicole)

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