記事登録
2008年08月20日(水) 17時31分

「磁気活水器」で注意喚起=トリハロメタンなど除去されず−国民生活センター時事通信

 国民生活センターは20日、発がん性が疑われている化学物質のトリハロメタンや塩素の除去機能を持つと宣伝、販売されている「磁気活水器」6機種について、そうした機能は認められなかったと発表した。
 テスト対象機種はインターネットなどで、水道管や蛇口に取り付けるだけで水道水中のトリハロメタンや塩素を除去すると宣伝していた。しかしテストの結果、6機種すべてでこれらの物質の除去効果は認められなかった。このため同センターは消費者へ注意を呼び掛ける一方、「消費者に誤認を招く表示」があるとして、公正取引委員会に排除命令などの措置を取るよう要望した。 

【関連ニュース】
日本生協連、カシミヤで不当表示=「50%ブレンド」ほとんどゼロ-公取委
NTT東西に排除命令=「997円」実際は6000円も-IP電話広告・公取委
ハウス食品、水の不当表示問題を総会で説明=米スティールは出席せず
エイブルに排除命令=賃貸マンション広告で不当表示-公取委
「六甲のおいしい水」不当表示=ハウス食品に排除命令-公取委

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080820-00000131-jij-soci