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2008年08月19日(火) 12時26分

“Made in USA”の製品も続々入荷中COURRiER Japon + hitomedia

イランへの非難・制裁を続けてきたブッシュ政権だが、皮肉なことに、アメリカからイランへの輸出は現政権が成立してから増加している。具体的な品目としては、タバコや楽器に加えて、香水やブラジャー、さらには、ゴルフ用カートやスノーモービルまで含まれている。
アメリカ財務省のスポークスマンによれば、2000年に農業と薬品関係の輸出を認めた法律が、輸出量増加のきっかけになったという。それ以前の両国の取引額は、ほぼゼロだった。2001年から2007年の間で、米国からイランへの輸出額合計は5億4600万ドルに上る。とはいえ、この数字はイランの輸入全体の0。25%にすぎない。しかしながら、2001年には830万ドルだったものが、昨年にはおよそ1億4600万ドルへと着実に増えている。繁栄するドバイからの物資流入が輸入拡大を後押ししている。
米国のイラン専門家によれば、「ipodからシボレーまで、テヘランでは何でも買えますよ」という。

ガーディアン(UK)より

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080819-00000000-cou-int