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2008年08月19日(火) 21時01分

iPod過熱事故17件=対象製品180万台、注意呼び掛け−経産省時事通信

 経済産業省は19日、米アップルの携帯型音楽プレーヤー「iPod nano」(アイポッド・ナノ)の過熱事故が2005年9月からこれまでに17件発生したと発表した。内蔵リチウムイオン電池の欠陥が原因とみられる。同じタイプの製品をアップル日本法人は同年9月から06年9月にかけて計181万2000台販売しており、経産省は対象機種の製品番号を公表して注意を呼び掛けている。
 事故は充電中に起きたケースが大半を占める。内訳は、(1)過熱による変形などの製品破損事故が12件(2)製品を触った消費者が軽度の火傷を負った事故が2件−など。畳が焦げて消防が出動した騒ぎも起きている。経産省は、充電中に火花が出る事故が今年1月に起きた事態を重く見て3月に公表。その後も過熱事故が続いたため、すべてのケースを公表した。 

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