記事登録
2008年08月18日(月) 20時21分

<ANA>サーチャージ最大5千円引き上げへ毎日新聞

 全日本空輸(ANA)は18日、国際線運賃に上乗せする燃油特別付加運賃(サーチャージ)を、10〜12月期に片道で最大5000円引き上げると発表した。最も高い欧州・北米線は現行の2万8000円が3万3000円に上がる。

 基準になる5〜7月のジェット燃料の市場価格が高騰したためで、値上げは今年3回目。ただ、従来の基準では欧州・北米線が4万4000円になる計算だが、需要減を避けるため上げ幅を圧縮した。他の主な路線のサーチャージ(片道)は、ハワイ・インド線が2000円アップの2万2000円、中国線が2000円アップの1万500円、韓国線が500円アップの4000円など。

 また、国際線の普通運賃も10月1日に5〜10%値上げする。ただ、普通運賃の利用は全体の約2割で、約8割を占める割引運賃は変わらない。日本航空(JAL)も近くサーチャージの値上げを決める見通しだ。【位川一郎】

【関連ニュース】
成田空港:出国ピーク…5万1600人海外へ 中国大幅減
シンガポールケロシン
お盆:成田空港、出国ピーク 中国行きは大幅減少
成田空港:夏休みの出入国者、5年ぶりに減少--推計374万5800人に /千葉
燃油サーチャージ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080818-00000085-mai-bus_all