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2008年08月18日(月) 17時26分

チートやアドオン入手によるウイルス感染に注意を呼びかけScan

 G DATA Software株式会社は8月15日、オンラインゲームユーザに対し、チートやアドオンを経由したウイルス感染が増加していることから注意を呼びかけている。ネット犯罪者たちは、特にP2Pファイル共有サービスからダウンロードするチート(レベルアップや武器・アイテムの追加といった不正行為)やゲームアドオンを通じてオンライン・ゲーマーのPCをマルウェア感染させる。実際に、P2Pファイル共有サービスにあるファイルでマルウェアに感染している数は、依然として極端に高レベルを示しており、2008年第2四半期には63.7%となった。昨年から上昇がみられ、2008年の第1四半期には65%に達しており、それと比べると若干減少している。

 オンラインゲームは、ネットバンキングのデータやクレジットカード情報、オンライン・ゲームのアカウント等、ネット犯罪者が求めているものがあふれており、また高速回線の常時接続、ファイアウォールやインターネットのセキュリティソフトを停止させてゲームを楽しむケースが多いため、ターゲットとしての魅力が高い。G DATAではユーザに対し、通常のリアルタイムスキャンだけではなく、一度ハードディスクのフルスキャンをすべきとしている。


【関連リンク】
G DATA:チートやアドオン入手によるウイルス感染にご注意を

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080818-00000002-vgb-secu