2008年08月17日(日) 07時50分

食品取り込み詐欺容疑で４人を再逮捕　広島・静岡両県警（産経新聞）

　食料品卸売会社などを装った取り込み詐欺事件で、広島・静岡両県警の合同捜査本部は１６日、組織的犯罪処罰法違反（組織的詐欺）の疑いで、東京都板橋区、無職、遠藤悦弘被告（７４）＝詐欺罪で起訴済み＝ら４人を再逮捕した。

　調べでは、遠藤容疑者ら４人は、平成１８年３月中旬から約２カ月の間に、北海道むかわ町の食料品製造販売会社に対して８回にわたってウインナーやロースハムなど計約４８００点（約１８０万円相当）を注文。代金を支払わずに組織的に商品をだまし取った疑い。

　これまでの調べで、だまし取った食料品は、首都圏の業者などに３割程度の値段で売っていたことが分かっており、捜査本部では被害は全国約１５００の業者で総額約１７億円分に及ぶとみている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080817-00000012-san-l34