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2008年08月17日(日) 11時01分

組織的犯罪処罰法違反:取引装い組織的商品詐取 4被告、容疑で再逮捕 /静岡毎日新聞

 取引を装って食料品などを仕入れ、商品を組織的にだまし取ったとして、県警捜査2課などは16日、いずれも元食品卸会社員で、東京都板橋区大山西町、無職、遠藤悦弘(74)▽同豊島区池袋2、無職、阿部義一(62)▽同北区西が丘1、無職、川村昭彦(70)▽同区東十条4、無職、山田秀人(58)の4被告=詐欺罪で起訴=を組織的犯罪処罰法違反容疑で再逮捕した。00〜07年に47都道府県の約1500業者から総額17億円分をだまし取ったとみられる。
 調べでは、4容疑者は06年3〜5月まで、食品卸会社「ゴコー」の名で8回にわたり北海道むかわ町の食品製造会社に食肉加工品を注文し、代金を支払わずに約4800点(約182万円相当)をだまし取った疑い。いずれも容疑を認めている。4容疑者は6〜8社の食品卸会社を使って、仕入れた商品の代金を支払わずに転売して、利益を得ていた。【望月和美】

8月17日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080817-00000013-mailo-l22