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2008年08月14日(木) 19時46分

<アサリ偽装>中、韓国産を国内産に混入 大分県が改善指示毎日新聞

 大分県は14日、同県宇佐市の水産物販売「旭水産」(原田旭社長)が中国、韓国産のアサリを国内の「豊前海産」「有明産」に偽装したとしてJAS(日本農林規格)法に基づく改善指示を出した。

 県によると旭水産は07年10月〜08年6月、中・韓から270トンを買い付けて11トンの国内産に混入。このうち230トンを大分、福岡、岡山などの10業者に販売した。仕入れ値は国産の1キロ300〜450円に対し、中国産は同220〜350円程度。偽装について同社は県に「県産入手が難しかった」と説明。営業をやめ、廃業に向けた手続きをしているという。

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