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2008年08月13日(水) 10時43分

カボスの魅力【大分】ツカサネット新聞

大分県の特産品であるカボス。

カボスの果汁は、酸味に富むとともに独特の香りがあり、刺身や焼魚等の薬味としてあるいは鍋料理のポン酢等いろいろと活躍する。大分県では味噌汁やパスタに搾る他、種々の料理に使い果汁や果肉を用いたジュース、菓子、酒類等の加工品も販売されている。

大分県では非常に庶民的で一般的な食品であり、大量に消費されるが県外では流通量が少なく、高級食材として扱われることが多い。

県外には、すだちといって、見た目は似ているけれど、大きさがすだちの方が小さく、風味が違うものもある。

大分県を代表する特産品なので、キャラクター・グッズが販売され「かぼすタイム」というテレビ番組まであるほど親しまれている。大分で開催された全国都市緑化フェアのマスコットカボたんも、カボスをモチーフとしたもので、そんなふうに親しまれるほどに地元ではあたりまえの食材。

カボスの語源はカボスの皮をいぶして蚊いぶしとしたことから「蚊いぶし」がなまって「カブス」。そして「カボス」になったという説がある。

他にも説はあるらしいけれど、とにかく変わった名前だ。


先日、臼杵市に観光にいった時の食事の際にほとんどの料理にカボスがついてました。
例えば、唐揚げ・刺身(魚料理にはすべて)など適量搾って食べましたが、この夏バテで食欲がないこの時期は本当に良いです。そのためかカボスにハマッテます。

ただ、少し問題なのが、現地で購入するときはそれほど高額ではないですが、取り寄せたりすると結構高額になる。県外だと高級食材というのは、本当です。

因みに地元の人に聞いたら、買ったことがほとんどないそう。
貴重な食材というと笑われてしまうぐらい、夏はどこかしら、誰からか頂くことが多く、ほとんどの家庭には常備されているそうです。





(記者:anren)

■写真
写真撮影:anren記者

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