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2008年08月11日(月) 12時03分

<船場吉兆>前社長と長男に罰金100万円の略式命令毎日新聞

 大阪市中央区の料亭「船場吉兆」=廃業=による牛肉産地偽装事件で、大阪簡裁は11日までに、大阪区検が不正競争防止法違反罪(原産地虚偽表示)で略式起訴した湯木正徳・前社長(75)と長男の喜久郎・前専務(45)に、それぞれ罰金100万円の略式命令を出した。

 命令は5日付。起訴状によると、正徳前社長らは07年3〜10月ごろ、鹿児島県産牛肉を使った「牛ロース味噌(みそ)漬け」などの商品104個に「但馬牛」「三田牛」のシールを張って産地を偽装し、大阪市の百貨店などに引き渡した。

 正徳前社長らは調べに対し、容疑を認めていた。【藤田剛】

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