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2008年08月09日(土) 00時00分

邦人記者暴行問題で中国大使館へ抗議文産経新聞

 中国の新疆ウイグル自治区で発生した武装警察官襲撃事件を取材していた日本テレビと東京新聞の記者2人が地元の武装警察官に一時拘束され、暴行を受けた問題で、両社は中国大使館に抗議文を提出した。

 東京新聞などによると、両社は7日午後に大使館を訪れ、文書で「『報道の自由の保証』に著しく反するもので、再発防止の努力を要請する」などと抗議した。中国側は「本国政府に伝える」と話したという。

 暴行を受けた東京新聞の男性カメラマン(38)は診断の結果、肋骨(ろっこつ)3本にひびが入り全治1カ月の重傷だったことが分かった。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080808-00000994-san-soci