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2008年08月09日(土) 00時27分

<北京五輪>「チーム一丸」「歴史に名を」日本選手ひとこと毎日新聞

 ◇北京五輪・日本選手のひとこと

 ▽バドミントン・舛田圭太 バドミントンで3大会連続出場は日本選手では自分が初めて。選手村の生活は食事を含め、過去最高だと思う。過去2大会は1勝もできていないので今回は是非、1勝したい。

 ▽体操・冨田洋之 選手村、競技会場など、すべて想像通り。予想通りの生活、練習ができている。納得のいく演技をし、チーム一丸となって、競技したい。

 ▽飛び込み・寺内健 周りの選手の緊張感が、自分にいい意味の緊張感をもたらしてくれている。日本人初の飛び込みメダリストを目指す。今年で競技生活17年目、五輪は4度目の出場。集大成のつもりでやる。

 ▽テニス・杉山愛 アテネではダブルスであと一歩でメダルに届かなかった。ダブルスもシングルスも前回より高い所を目指している。大会を丸ごとエンジョイしたい。

 ▽卓球・平野早矢香 五輪は小さいときからの夢だった。アテネに出られないことが決まった時から、ずっとこの大会に出場することを考えてきた。多くの人に支えられてきたし、その人たちのためにも頑張りたい。

 ▽卓球・福岡春菜 五輪は簡単に出場できる大会ではない。厳しい戦いになると思うけれど、選ばれなかった人たちの分まで頑張りたい。

 ▽トランポリン・上山容弘 五輪は一生に1度出場できるかどうかの大会なので、夢の舞台に立てたという思いがある。支えてくれた人たちに感謝し、自分らしい演技を見せたい。

 ▽ビーチバレー・白鳥勝浩 五輪はアジア大会とは規模が数段違う。世界最高の大会ということを改めて実感している。競技を始めて10年。一つの区切りを迎える年に出場できた。男子ビーチバレーは五輪でまだ勝ったことがないので、1勝して歴史に名を刻みたい。

 ▽競泳・森田智己 主催者がものすごくしっかり準備していることを感じている。街も盛り上がっていて、やはり五輪は違う、と改めて感じた。4年間待ちに待った大会。目指すは金メダル。

 ▽柔道・平岡拓晃 気持ちは戦闘モード。目指すは表彰台の一番高い所。自分の競技人生すべてをかけて臨みたい。

 ▽バレーボール・木村沙織 アテネではチームも自分も思うプレーができず、悔しい思いをした。当時のメンバーも多いので、前回と同じ思いをすることがないようにチーム一丸となって、やってきたことを悔いなく出し切り、結果につなげたい。

 ▽セーリング・近藤愛 選手村の生活環境が整っていて過ごしやすい。すぐ隣がハーバーなので、自分のペースで生活ができる。今大会で目指すことは、周りに惑わされず、マイペースで最後まで自分の力を出し切ること。

 ▽セーリング・鎌田奈緒子 昨年、プレ五輪で青島に来ているので、また戻ってきたな、という感じ。青島はセーリング競技しかないので、他の競技の選手に会わないせいか、いつもの世界選手権のような感じ。

 ▽サッカー・本田圭佑 サッカー選手としては結果を求めてやっていくが、一人の人間として結果以外のものも見つけられればいいと思う。(7日の)我々の第1戦は多くのお客さん(5万7102人)が入り、とてもいい雰囲気だった。

 ▽サッカー・豊田陽平 個人というより、チームのため、日本のためにというのが自分の気持ちにある。サッカー選手としてこの大会に出場できる人は限られている。それだけ誇りに思うし、責任もある。

 ▽バレーボール・荒木絵里香 4年前は最後の代表選考で落ち、アテネに行けなかった。だから北京への思いは強かった。目の前の一戦に集中したい。

 ▽競泳・中村礼子 多くのライバルの顔を見て、いよいよ始まると実感している。初めて五輪に出場したアテネではがむしゃらに前に向かっていった感じ。今回はこれまでの思いをぶつけ、メダルを目指し、自分を信じてやる。

 ▽シンクロナイズドスイミング・原田早穂 いよいよだなと感じている。自分たちのベストのパフォーマンスをしてメダルを目指す。4年間、チームで戦ってきたものをすべて出し尽くしたい。

 ▽カヌー・羽根田卓也 五輪は独特の雰囲気がある。金メダルを取り、世界一になるのが人生の目標なので、かなえたい。

 ▽重量挙げ・三宅宏実 4年でたった一日しか巡ってこない五輪の試合に調子のピークを合わせることの難しさをアテネで実感した。そこをうまく持っていくことが大事。父(義行)、伯父(義信)と同じ五輪メダリストを目指す。

 ▽トランポリン・外村哲也 ここまで大きな大会とは想像していなかった。父(康二)が五輪選手であり、僕にとって競技をすることは当たり前だった。その先に五輪があることも当たり前のように感じていた。自分に出場のチャンスが巡ってきた。

 ▽ホッケー・森本さかえ アテネでは入賞したが、納得できる内容ではなかった。自分たちはこの4年間、しっかり力を着けてきた。メダルを取れると信じている。

 ▽競泳・松田丈志 競技初日から出場するので、いい記録を出してチームに勢いをつけたい。自己ベストを出し、二百メートルバタフライではメダルを狙いたい。

 ▽競泳・種田恵 プレ大会を経験しているので、本番への不安はない。選手村の規模に五輪の大きさを実感している。食事もおいしく快適。記者会見に呼ばれるのにふさわしい結果を出したい。

 ▽カヌー・三馬正敏 調整はばっちり。コースは難易度が高く、水温も高いが、ペアの息が合えば、世界と戦える。

 ▽ライフル射撃・福島実智子 常に挑戦する気持ちで実力を出し切りたい。これまでの五輪で学んだことが自分の糧になっている。体調もいいので最低でも自己記録を更新したい。

 ▽クレー射撃・中山由起枝 ここまで成長できたのは、シドニー五輪出場後に生まれた子供の存在が大きい。決勝を目指し、自分に期待したい。

 ▽テニス・錦織圭 日本代表になり、誇らしく思っている。けがの回復も順調で体調は100%に近い。トップクラスの選手ばかりだが、いい成績を残したい。

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