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2008年08月09日(土) 01時35分

李寧氏が空中浮遊で点火〔五輪・開会式〕時事通信

 【北京8日時事】北京五輪の聖火点火方法は、スケールの大きなものだった。点火者の李寧氏がワイヤでつるされ競技場最上部の壁面を走るような身ぶりで1周し、聖火台下部に通じる部分から点火。あたかも空中浮遊をしているようで、地面に見立てた壁面にはギリシャでの採火式から世界中を回って中国内を走った実際の聖火リレーの様子が映し出された。
 今大会前に世界各国を回った聖火リレーは、チベット問題などを理由に激しい妨害を受け紛糾。各地でルートの大幅変更などが相次いだが、火は中国にとって最高の形となって最終地点にともった。 (了)

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080809-00000028-jij-spo