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2008年08月08日(金) 19時12分

ミクシィで業者に騙されない為にツカサネット新聞

ミクシィと言えばユーザー数1400万人以上を抱える国内最大のSNSサービスだ。招待制が採用されて「知人だけだから安心」と言うコンセプトなのだが、あまりに巨大になり過ぎて、誹謗中傷やプライバシー侵害などの問題も出来てきた。本来は本名や所属団体から友人、知人など内輪で繋がっていく物なのに危険過ぎて本名で登録が勧められない様な状況になってしまった。

そして、当然のように悪徳業者も現れる。特に下心を持ってミクシィで異性との出会いを期待する男性(筆者もそんな男性のひとりだが)をカモにする業者は後を絶たない。

そんな悪徳業者に騙されない自己防衛の為にこんな人は絶対にマイミクにしない、メッセージを交わさないようにしたい。
・いきなりメッセージでメアドを教えてくる
・他のSNSへ誘ってくる
・他サイトに写真があるからと誘導してくる

まず、挨拶も交わしていない男にいきなりメアドを教えてくる女なんて普通は居ない。教えられたメアドに返事などしようものなら、次の日からスパムメールの嵐がやって来る。まずは、教えられたメアドを検索サイトで検索してみる事をお薦めする。業者は同じ文面で同じメアドを使って他の男にもメッセージを送信するので、ネットで晒されているかもしれない。

そして、他サイトへ誘導されている場合は、ほぼ間違いなく業者だ。それがまるで個人のブログのようなURLだとしても、アクセスした瞬間に他サイトへ飛ばされているに違いない。もちろん、そこは不正請求間違いなしの雰囲気が丸出しの「無料」と言う文字が踊り狂う出会い系サイトの確率は大きい。

最近のURLによる誘導は巧妙になっている。ちょっと前までならURL名からすでに怪しかったり、アフィリエイトの為かめちゃくちゃにURLが長かったりと判断できる部分もあったが、最近はURL短縮サービスなどで変換してから誘導される事もある。TinyURL.comなどの短縮サービスが使われた後のURL名なども頭に入れておく必要がある。

ともかく、思いがけず可愛い女性プロフからお声がかかったら焦らない事だ。誘導URLやメアドから情報がないか、検索してみたり業者被害者のコミュニティなどから情報を探してみる。そして、数日間をかけて良く相手を観察するのも必要だ。プロフ内容がOLなのに勤務時間中にログインしていたり、誘ってきているのに3日以上もログインしてこないなど業者なら矛盾点が出てくるし、強制的に退会処理されて居なくなる事もある。

以上の様なポイントに注意しながら業者に騙されないようにしたいものだ。

(記者:藤川 令)

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