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2008年08月08日(金) 22時02分

李寧氏が聖火点火者=式典中に異例の発表〔五輪・開会式〕時事通信

 【北京8日時事】北京五輪組織委員会は8日、開会式での聖火点火者について、1984年ロサンゼルス五輪の体操男子金メダリストの李寧氏(44)が務めると発表した。開会式で注目の点火者は組織委の「極秘事項」とされてきたが、極めて異例な式典中の発表になった。
 「体操王子」と呼ばれた李寧氏は、ロス五輪で金メダル3個を含む6個のメダルを獲得。引退後はスポーツ用品ブランド「李寧」を立ち上げ、実業家として大成功を収めている。
 李寧氏を含め、聖火台点火の前には歴代五輪金メダリストや世界的な大会で活躍した8人が聖火ランナーとして国家体育場(愛称・鳥の巣)に登場。ロス五輪の射撃男子フリーピストルで中国に初の五輪金メダルをもたらした許海峰氏や、女子飛び込み金メダリストの高敏さんらが含まれる。 (了)

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