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2008年08月08日(金) 13時04分

夏のボーナスの使い道は?Business Media 誠

 夏のボーナスが支給された人も多いと思うが、実際にはどのように使った(使う予定)のだろうか。最も多かったのは「旅行、レジャー」の費用で40%に達していることが、C-NEWS編集部の調べで分かった。

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 次いで「クレジットカードの支払い」(23%)、「生活費」(21%)、「住宅ローンの返済」(18%)、「子どもの教育費」(15%)という結果となった。2位のクレジットカードの支払いについては、20〜30代での割合が多く、3位の生活費は40代以上で上位だった。

 インターネットによる調査で、20〜59歳の経営者、会社員(パート・アルバイト除く)、公務員が対象。今年、夏のボーナスが支給された400人(男女200人ずつ)が回答した。調査期間は8月1日から8月3日まで。

●ボーナスの手取り額、50万円未満が6割

 夏のボーナスの手取り額を聞いたところ、最も多かったのは「20万円未満」で25%、「50万円未満」では約6割、「50〜100万円未満」で見ると約3割だった。年代が上がるにつれ金額が上がる傾向があったが、20代と30代、40代と50代では「20万円未満」の割合はほとんど変わらなかった。

 昨年夏のボーナスと比べ、今年の手取り額は多かったのだろうか。「多かった」と回答したのは22%で、「上げ幅5%以上」と答えた人は7%。一方「少なかった」のは28%で、「下げ幅5%未満」が16%、「下げ幅5%以上」が12%と、昨年の夏のボーナスと比べ手取り額は減少した人が多かったようだ。

 手取り額に満足(満足+まあ満足)している人は28%、逆に不満(不満+やや不満)に感じている人は49%と、約半数の人はボーナスの支給額が少ないと感じているようだ。手取り額別に見ると、80万円以上の人で満足しているのは37%だったが、30万円未満の人では13%にとどまった。また30万円未満の人で、不満に感じているのは63%にも達した。

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