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2008年08月08日(金) 13時30分

北京五輪いよいよ明日開幕日本は団体戦に勝機アリ!?R25

世界中が待ちに待った4年に一度のスポーツの祭典、第29回オリンピック北京大会が明日、8月8日に開幕する(※サッカーの予選リーグのみ6日より開催)。同24日まで19日間にわたり、全28競技・302種目を実施。今大会から新たに8つの種目が採用されたが、これにより日本代表に初メダルのチャンスが大きく高まったのが、卓球の団体戦だ。

卓球はこれまでシングルスとダブルスの2種目で行われてきたが、いずれのメダルも世界ランキング上位選手を多数、擁する中国の独占状態。特に準決勝や決勝で生じる“同国対決”を避ける目的もあって、ダブルスに代わって団体戦が導入されたようだ。

男子77選手、女子78選手がそれぞれ3つのメダルを争うシングルスに対して、団体戦は出場16チーム。日本の世界ランキングは男女ともに5位(7月31日現在)、今年2月に行われた世界選手権で男子は4大会ぶり、女子は4大会連続でベスト4入りと団体戦を得意としている。五輪の団体戦は1チーム3人編成で最大5試合を戦い、先に3勝したチームの勝利。1、2、4、5試合目がシングルス、3試合目がダブルスになっており、ダブルスに出ない選手がシングルスに2回出場するシステムだ。

ズバリ、日本のメダル獲得の可能性は?

「確率的には女子の方がやや高いかと。先の世界選手権でも劇的な逆転勝利で銅メダルをつかんだ福原愛、平野早矢香、福岡春菜の3選手は、1+1+1が5にも6にもなるパワーを持っています。男子は19歳の全日本チャンピオン、水谷準の活躍がカギになりそう。大舞台に強い彼が、中国代表ら格上選手を食う働きができればメダルもグッと近づくでしょう。団体戦は従来のダブルス以上にゲーム内容のクオリティーが高く、非常に盛り上がるので、ぜひ注目してほしいですね」(『月刊卓球王国』今野昇編集長)

卓球の本場・中国で、悲願の日の丸を掲げることができるか? 持ち前のチームワークを武器に強豪国に立ち向かう、卓球ニッポンの勇姿をお見逃しなく!
(R25編集部)

※コラムの内容は、フリーマガジンR25から一部抜粋したものです

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