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2008年08月07日(木) 15時51分

エルピーダの4—6月は156億円の営業赤字、DRAM価格低迷でロイター

 [東京 7日 ロイター] エルピーダメモリ<6665.T>は7日、2008年4—6月営業損益が156億円の赤字になったと発表した。前年同期は37億円の黒字だった。DRAM価格の低迷で、四半期ベースで07年10—12月期から3期連続の赤字となった。
 生産性の向上やOEM(相手先ブランドによる生産)DRAMの値上げなどがあったが、DRAMのスポット市況が想定通りに改善しなかった。会見した安達隆郎・取締役執行役員は「1—3月期に比べ改善傾向にあるが、残念ながら赤字になった」と述べた。08年1—3月期は259億円の営業赤字だった。
 2009年3月期の設備投資計画は1200億円に増額した。従来予想は約1000億円。台湾の力晶半導体<5346.TWO>との合弁で持分法適用会社の瑞晶電子(レックスチップ)への出資約200億円や広島工場の先端設備への投資増分を積み上げた。
 4—6月期のビット成長率は26%で、期初予想の15—20%を上回った。7—9月期のビット成長率予想は、レックスチップや広島工場がフル生産になっているとし10%前後にとどめた。
 09年3月期のビット成長率予想は80─90%に上方修正した。従来予想は約70%だった。期初想定に比べ、生産性が向上していることなどを織り込んだ。
 2009年3月期の営業利益予想は公表していないが、ロイターエスティメーツによる主要アナリスト17人の予測平均値は91億円となっている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080807-00000250-reu-bus_all