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2008年08月04日(月) 21時07分

<中華経済>山西省コークスの価格上昇続く、上半期は7回値上げ—中国Record China

008年8月4日、山西省のコークス価格が値上がりを続けている。業界団体の山西コークス業協会は08年上半期(1−6月)で7回値上げを行い、値上がり幅は1トン当たり1400元に達した。3日付中央電視台(CCTV)が経済番組「経済信息聯播」の中で伝えた。

冶金、化学工業、機械などの産業の発展に伴う需要量の増加と国際市場での需要拡大がコークスの値上がりの背景にある。現在の冶金用コークスの出荷価格は1トン当たり2950元と過去最高を記録している。 【その他の写真】

山西コークス業協会の張岡峰秘書長によると、国内外でコークス価格は値上がりを続けているが、国内鉄鋼メーカーによるコークスの需要量も増加の一途を辿っており、同時に鉄鋼価格も上昇している。このため、コークスは生産コストを価格に転嫁しやすい状態にあり、下半期(7−12月)も価格上昇を維持することが見込まれる。(翻訳・編集/KS)

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