記事登録
2008年08月04日(月) 12時46分

<北京五輪>先発候補の和田が期待通りの調整 野球代表毎日新聞

 川崎市・ジャイアンツ球場で合宿中の北京五輪日本野球代表。3日から投手陣が投球練習を開始したが、ブルペン一番乗りを果たしたのは、前回のアテネ五輪に続き日本代表入りした和田(ソフトバンク)だった。

 星野監督は和田の役割について、「先発だよ。(初戦のキューバ戦からの)4連戦の中に入ってくるかな」と話す。期待通り、上々の調整ぶりだ。3日の練習では、左腕からスライダーや直球など計36球。「いい練習ができている。久々の投球のわりにはよかった」と笑顔を見せ、星野監督も「いいキレのボールを投げていた」と満足そうに話した。

 捕手陣とも、五輪本番に向けて入念な打ち合わせを行っている。持ち球や自信のある球種、普段の登板では直球と変化球との割合はどのくらいなのか、セットポジションでの投球などについて伝えたという。「僕らは一生懸命、一試合、一試合を大切に戦う。(北京まで)体調管理をしっかりやりたい」。アテネ五輪を経験した左腕は、自信をのぞかせている。【田中義郎】

【関連ニュース】
<報道特集>北京五輪
<写真特集>星野ジャパン:最終メンバー24人を発表
<写真特集>星野ジャパン代表24選手決まる
<写真特集>北京オリンピック野球アジア予選:日本−台湾

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080804-00000029-mai-base