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2008年08月04日(月) 12時56分

1段に想定以上殺到か=部品押収し原因究明へ−エスカレーター事故・警視庁時事通信

 東京都江東区有明の「東京ビッグサイト」でエスカレーターが急停止し、10人が軽傷を負った事故で、エスカレーターの1段に想定以上の利用者が殺到した疑いがあることが4日、分かった。
 警視庁東京湾岸署は一度に大勢の人が乗ったため、許容重量をオーバーし、急停止した可能性もあるとみて、現場検証や事故機の部品押収などをして原因究明を進める。
 調べなどによると、事故は3日午前10時ごろに発生。西ホールの1階と4階を直接結ぶ上りエスカレーターが急停止して逆走。10人が足を切るなどの軽傷を負った。
 エスカレーターは1段のステップに2人が乗ることを想定している。目撃者らによると、当時は満員状態で、1段に3人が乗るような状態もあったといい、急停止後に逆走すると折り重なるように倒れたという。 

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