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2008年08月01日(金) 00時05分

中米で育つ被爆アオギリ紹介中国新聞

 中米のドミニカ共和国で根付いている「被爆アオギリ2世」をめぐる交流の様子を記した紀行集(A5判47ページ、600円)を、広島市の市民団体「ヒロシマ・ドミニカアオギリ平和友好の会」が発刊した。昨年の「イタリア編」に続く第2集。

 被爆アオギリは復興の象徴とされ、市や市民団体が種や苗木を各地に贈っている。会によると、同国では21本の「2世」が育っているのを確認しているという。

 「アオギリ紀行第2集」と題する紀行集では、同国に選手育成施設を持つ広島東洋カープの後援会が2000年に贈った苗木が成長した様子を紹介。さらに、現地で栽培や普及に取り組む日本人らの手記も収めている。アオギリ広島事務所=電話082(299)5182。

【写真説明】ドミニカで成長する被爆アオギリ二世の記録をつづった「アオギリ紀行」

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200808010015.html