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2008年07月15日(火) 18時04分

スマートフォン認知度、iPhone は7割も「BlackBerry」は1割弱——ネットエイジア調べjapan.internet.com

ネットエイジア株式会社は、全国のケータイユーザーに対し「BlackBerry(ブラックベリー)&iPhone(アイフォーン)に関する調査」をモバイルリサーチにて実施、2008年7月15日調査結果を発表した。

調査対象は、全国の15歳〜59歳のケータイユーザー2,000名。男女比は、男性:50%、女性50%。キャリアの内訳は、NTT ドコモ53.1%、au34.4%、ソフトバンク12.5%。調査期間は、2008年7月14〜15日の2日間。

ソフトバンクモバイルが発売したアップル製のスマートフォン「iPhone 3G」の認知度は、過熱するマスコミでの報道を背景に74.7%となり、7月11日(発売日)〜7月15日の約5日間で発売開始前日認知度52.3%(調査期間:7月9日〜7月10日)の1.4倍へと大幅に上昇した。

NTT ドコモは、手軽にインターネットの利用が可能な個人向けの「ブラックベリーインターネットサービス」を2008年8月1日から提供開始するが、サービス提供開始の約2週間前の現在、スマートフォン「BlackBerry(ブラックベリー)」の認知度は12.8%となった。

BlackBerry において、最初の認知経路で最も多かったのは「パソコン、ケータイなどを利用した際にインターネットアクセスによって」で43.0%となり、iPhone 3G において、最初の認知経路で最も多かったのは「新聞、雑誌、テレビ、ラジオによって」で71.5%となった。

また iPhone 3G の購入者または購入予定者における BlackBerry 認知度は69.2%となっており、比較検討している状況がややうかがえる。iPhone 3G の購入を検討している場合では BlackBerry 認知度は22.2%となった。「パソコンでのインターネット利用歴」と BlackBerry 認知度は関係性が高く、利用歴が長いほど認知度が高くなる傾向があり、「利用歴10年以上」では認知度22.3%となった。

iPhone 3G についての購入状況、購入予定に関する意識調査を実施したところ、回答者2,000名のうち、購入者、購入予定者、購入検討者の合計は229名(11.5%)。この割合は、発売開始前日の購入予定者または購入検討者の割合11.0%(調査期間:7月9日〜7月10日)と、ほぼ変わらない調査結果となった。

販売開始後は、認知度は大幅に上昇しているが、購入予定者または購入検討者の割合が大きく増えている状況ではなさそうである。

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