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2008年06月19日(木) 11時25分

ブログに容疑者の様子など掲載、司法修習生に守秘義務違反の疑いも読売新聞

 長崎市内の法律事務所で実務修習をしている20歳代の男性司法修習生が、取り調べや刑務所内の見学など修習内容をインターネット上のブログに掲載していたことがわかった。

 長崎地裁は、裁判所法に基づく守秘義務違反の疑いもあるとして調べている。

 同地裁などによると、男性は2月15日付で、検察の実務修習で80歳の女性を取り調べたとして「途中から説教しまくり。おばあちゃん泣きまくり」と記載。同29日付では、取り調べ中の容疑者について、刑務所の出所後5日目の犯行だったとし、「刑務所でしかうまく生きていけないんじゃないか」と書いていた。

 裁判所法の司法修習生規則では「修習にあたって知った秘密を漏らしてはならない」と定めている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080619-00000014-yom-soci