記事登録
2008年06月18日(水) 15時33分

病院数、病床数が減少—厚労省調査医療介護CBニュース

 全国の病院数と病床数が共に減少を続けている。今年3月末の病院の施設数は、前月から6か所減の8832施設で、病床数も990床減の161万6060床となった。一般診療所の施設数は42か所減少、病床数も802床減少した。一方、歯科診療所の施設数は40か所増加したが、病床数には増減がなかった。

 厚生労働省は6月17日、全国の医療機関の施設数などを毎月調査する「医療施設動態調査」(3月末概数)の結果を発表した。
 それによると、病院の施設数は2006年1月に9015か所あったが、08年1月には8842か所となり、2年間で173か所減少した。病床数も06年1月の163万356床から08年1月には161万7570床にまで減少している。病院数、病床数共に07年4月にいったん増加に転じたが、その後は減少の一途をたどり、11か月連続の減少となっている。




【関連記事】
療養病床が減少
病院数、1年間で87施設減少
療養病床は減少、一般は増加
病院の療養病床、9カ月連続減

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080618-00000001-cbn-soci