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2008年06月06日(金) 10時31分

氏名不詳男に懲役2年10月=スーパー万引き、有罪5回目−千葉地裁時事通信

 スーパーで食料品を万引きしたとして、常習累犯窃盗罪に問われた氏名不詳の男の判決が6日、千葉地裁であった。石田寿一裁判官は「出所後3週間で犯行に及び、常習性が高いと言わざるを得ない」と述べ、懲役2年10月(求刑懲役3年)の実刑を言い渡した。
 男は東京地裁で2006年3月、同罪で懲役2年の判決を受け、今年3月18日に刑期を終えたばかり。身元を一切明かさないまま、5回目の有罪判決となった。
 石田裁判官は「食料品欲しさで身勝手な動機に酌量の余地はない」と批判した。 

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