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2008年05月31日(土) 07時51分

「裁判は茶番、求刑3年は短いね」 氏名不詳のままの男、初公判産経新聞

 スーパーで万引したとして、常習累犯窃盗の罪に問われた氏名不詳の男の初公判が30日、千葉地裁(石田寿一裁判官)で開かれた。男は起訴事実を認め、検察側が懲役3年を求刑し即日結審した。判決は6月6日。

 男は公判で「(裁判は)茶番劇で無駄な時間。こんな悪い奴は早く刑務所に入れたらいい」と述べるなど、裁判を軽んじる姿勢に終始。「(求刑)3年は短いですね」とも述べた。

 男は4月8日の逮捕後、身元について一貫して黙秘し、「行徳署留置番号57号」とされたまま起訴された。平成13年以降、窃盗などの罪で東京、山口、横浜、仙台各地裁で計4回、氏名不詳のまま有罪判決を受けている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080531-00000018-san-l12