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2008年05月28日(水) 12時14分

柔道練習の小6重体 指導者に投げられた後 長野・松本朝日新聞

 27日午後9時10分ごろ、長野県松本市梓川梓の市梓川体育館で、柔道の乱取りのけいこをしていた県中部の小学6年の男児(11)が体調不良を訴えた。市内の病院に運ばれたが、男児は急性硬膜下血腫で意識不明の重体。指導者の自営業男性(35)に柔道技で畳の上に投げられた直後だったといい、松本署は詳しい状況を調べている。

 同署によると、男児は地域のスポーツ団体「梓川少年柔道教室」のけいこに参加していた。この日は午後7時半から、小中学生約10人と自営業男性を含む指導者2人がけいこを始め、午後9時15分に終わる予定だった。男児は昨夏に柔道を始め、男児の母親は同署に対し、「最近上達して楽しく練習していた」と話しているという。

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