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2008年05月22日(木) 00時00分

ムンクの「叫び」、盗難後の修復終え公開へ朝日新聞

 5月21日、2004年に盗難に遭い、2年後に警察により発見されたノルウェーの画家エドバルド・ムンクの傑作「叫び」が修復を終え、23日から公開されることになった。写真はムンク美術館で撮影(2008年 ロイター/Scanpix Norway/Stian Lysberg Solum)

 [オスロ 21日 ロイター] 2004年に盗難に遭い、2年後に警察により発見されたノルウェーの画家エドバルド・ムンクの傑作「叫び」が修復を終え、23日から公開されることになった。同作品を所蔵するムンク美術館の関係者が21日、明らかにした。

 同作品と同じくムンクの「マドンナ」は、2004年8月に同美術館から武装した強盗により、白昼堂々と盗まれた。額から外された両作品は盗難中に損傷を受けていた。

 2006年に発見後、5人の専門家チームによる修復期間中は、短期間だけ展示されただけで、一般に公開されていなかった。

http://www.asahi.com/culture/enews/RTR200805220044.html