住友信託銀行は２１日、全国の本支店６１カ所にある全１４１台の現金自動出入機（ＡＴＭ）などでの取引が、午前９時２０分から１時間近くできなくなった、と発表した。
本支店のＡＴＭでの取引のほか、インターネットやコンビニエンスストア、ゆうちょ銀行、他行のＡＴＭなどでも入出金や振り込みといった取引ができなくなった。住信の推計によると最大２千件の取引に影響したという。
午前１０時１３分に、セブン銀行での一部取引を除き復旧した。住信広報室は「取引の履歴を書き込むシステムに障害が起きたとみられる」としている。住信のシステムでは１９日にも同様のトラブルが発生し、本支店でのＡＴＭ取引やネット取引などが午前８時３０分から約５時間、できなくなった。住信は「１９日のトラブルとの関係は現在分かっていない」と説明している。
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