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2008年05月20日(火) 22時59分

アーレフ、「合同運営」体制に変更 新たな規則定める朝日新聞

 オウム真理教から改称した宗教団体アーレフが20日、運営体制などを新たに定めた、と発表した。特定の代表者をたてず、約30人の出家信者による「合同会議」が運営にあたるという。一連の事件による被害者への賠償はオウム真理教の破産手続き終了後も続けるとしている。

 新たな運営規則によると、「合同会議」は、総務、経理など各部門の代表者らで構成され、この中から互選された7人による運営委員会が調整を担う。対外的な代表者は、運営委員会の上田竜也(43)、松下孝寿(40)の両共同幹事が務める。これに伴い、教団は同日、これまで代表とされていた野田成人元幹部に、その地位を無効とする通告書を郵送したという。

 また、教団名を「宗教団体アーレフ」から「Aleph(アレフ)」に変更した。教団によると、現在の出家信者は280人、在家信者は538人。

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http://www.asahi.com/national/update/0520/TKY200805200363.html