2008年05月09日(金) 16時49分

「五輪聖火を強奪」ネット予告で28歳の男を拘留—江蘇省鎮江市（Record China）

2008年5月7日、インターネットの掲示板に「五輪聖火を強奪する」と書き込んだ28歳の男が、10日間の拘留刑を言い渡されていたことがわかった。江蘇省の夕刊紙「楊子晩報」が伝えた。

この男は江蘇省鎮江市に住む、湯（タン）容疑者（28歳）。6日の午後3時頃、暇を持て余していた同容疑者は、「何となく刺激がほしくて」地元の有名な掲示板に「私は警察が捕まえるべき犯人」と名乗り、「警察の人は見てください」というタイトルの書き込みをした。その内容は、「仲間を引き連れて、五輪聖火を強奪する」というもの。すると、書き込み直後から大きな話題となり、警察も捜査を開始。【 その他の写真 】

警察は翌7日なって、書き込みをしたのは通信ネットワーク会社に勤務するタン容疑者であると断定。すぐに身柄を拘束し、取調べを開始した。同容疑者は調べに対し、「このような行為が違法であるとは、知らなかった」と話しているという。（翻訳・編集/NN）

【関連記事】
・＜聖火リレー＞走者を警備陣が包囲、違法入国者にも目を光らす—香港
・＜北京五輪＞安全確保に戦闘機や艦艇も配備—中国政府
・＜北京五輪＞テロ対策に向け、人民解放軍が実戦モードに突入—中国

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080509-00000021-rcdc-cn