路上で女性からカバンをひったくろうとしたとして、広島県警は５日、広島東署特別警ら隊の巡査長、永田健剛（けんご）容疑者（２５）を窃盗未遂の疑いで逮捕した。巡査長は容疑を認めているという。
県警監察官室によると、永田巡査長は５日午前４時４０分ごろ、広島市中区基町の路上で、歩いて帰宅途中の女性（２４）に背後から自転車で近づき、カバンをひったくろうとした疑い。カバンの取っ手が切れ、巡査長はそのまま自転車で逃走。女性の１１０番通報で駆けつけた警察官が約５分後、現場から約５００メートル離れた路上で巡査長を見つけ、任意同行を求めて広島中央署で逮捕した。永田巡査長は非番で、酒を飲んだ状態だった。