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2008年05月04日(日) 10時00分

連ドラもダメだった銀幕版「スシ王子」の不調日刊ゲンダイ

 やっぱりというか、気の毒というか……。
 4月19日公開の映画「銀幕版スシ王子!〜ニューヨークへ行く〜」がボロボロだ。今週、米国でプレミア試写会が行われたが、国内のオープニング土日2日間の興収が8000万円にとどまり、最終興収は目標の20億円に届きそうもない。
 同作はKinKi Kidsの堂本光一(29)の初主演映画で、昨年はテレビ朝日でドラマ版が放送された。自然流琉球唐手を究めるために寿司職人として修行している主人公が、旅の途中で出会う刺客たちと寿司勝負を繰り広げる物語だ。
「ストーリーや設定がとっぴすぎるため、映画版の“序章”として放送された連ドラは平均視聴率7.5%と低調でした。しかし、ドラマ放送前から映画化が決定し、テレ朝は引くに引けない状況でした。ジャニーズに“配慮”したことがアダになってしまった」(映画関係者)
 結局、「ダラダラと上映を続けて、興収10億円以上を確保する」(事情通)という。
「観客の中心は20代から40代の女性です。女子中高生が足を運んでいるならムーブメントになる可能性があるし、GW期間中に伸びるケースも考えられるのですが……」(前出の関係者)
 テレ朝は今月「相棒」、冬には「特命係長・只野仁」を公開する。そこで“損失補填”か。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080504-00000003-gen-ent