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2008年05月04日(日) 21時39分

ペットボトルの液体、ガソリン 京都駅不審物発見で府警鑑定京都新聞

 京都市下京区のJR京都駅のコインロッカーで3日夜、液体入りのペットボトルやリード線などの不審物が見つかった威力業務妨害事件で、ペットボトルに入っていた液体はガソリンだったことが、京都府警の鑑定で4日に分かった。府警は同日、京都駅一帯のロッカーなどを一斉に点検した。
 ■駅一帯のロッカー、一斉点検
 府警によると、ガソリンは2リットルサイズのペットボトルに、ほぼ満杯の量が入っていた。これまでの調べでは、ボトルからはリード線が数本出て、アナログ式の時計につながっていたといい、府警は引き続き、発火能力の有無などを調べる。
 また、七条署や機動隊などの警察官約50人が警察犬とともに、市営地下鉄や近鉄を含む京都駅一帯のコインロッカー約5200個を調べたが、不審物は見つからなかった。府警は警戒のために5日も不審物の捜索を続け、ロッカーの使用を一定期間中止することも検討している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080504-00000031-kyt-l26