記事登録
2008年04月28日(月) 12時32分

火元は3階備品庫 ススキノの風俗店火災東京新聞

 札幌・ススキノの風俗店「江戸城」(4階建て)で28日未明に起きた3人死亡の火災で、火元はタオルや冷蔵庫などを置く備品庫として使っていた3階のホールだったことが中央署の調べで分かった。同署は実況見分を行い、出火原因の特定を急ぐとともに防火体制や避難経路などを調べている。

 調べでは、死亡したのは4階の個室にいた東京都の男性会社員(36)と札幌市の女性従業員(24)、20代の女性従業員の3人で、死因はいずれも一酸化炭素中毒とみられる。3階にいた男性客3人も病院に運ばれたが、けがはなかった。当時は客と従業員計約10人が建物内にいたという。

 3階にいた女性従業員は「午前0時5分ごろ、客と個室にいたら、においがしたのでドアを開けると備品庫から炎が上がっていた。その後電気が消えて真っ暗になった」と話しているという。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008042801000318.html