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2008年04月09日(水) 08時00分

ガソリン 高速SAでも値下げ 12日以降、レギュラー133円前後産経新聞

 高速道路のサービスエリア(SA)のガソリンスタンド(GS)で販売されるレギュラーガソリンの1リットルあたりの上限価格が12日以降、現在の153円から20円前後値下がりする見込みとなった。3月末で揮発油(ガソリン)税の暫定税率が失効したのに伴って、一般のGSでは値下げの動きが広がっているが、高速道路上は競争相手が少なく、上限価格で販売しているところも少なくない。行楽シーズンを前に、ドライバーからは歓迎の声があがりそうだ。

 高速道路のGSで販売されるガソリン価格は、石油情報センターが毎週水曜日に発表する全国平均の小売価格(月曜時点)を上限とし、その週の土曜午前0時から適用される。直近の5日から適用されている上限価格は3月31日時点の小売価格(152・9円)を反映した153円となっており、上限価格で販売しているGSも少なくない。

 ただ、9日に発表される7日時点の小売価格は、直前の臨時調査(134・3円)に近い価格になる公算が大きく、12日午前0時から適用される。

 高速道路のGSでは、4月1日以降、値下げが始まっているが、一般GSに比べると割高。例えば西日本高速道路管内では7日現在、80カ所のGS中、19カ所は153円のまま。上限価格が下がれば、各地のGSで値下げが期待できる。

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