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2008年02月28日(木) 20時31分

移送めぐる攻防焦点に 三浦容疑者逮捕から1週間東京新聞

 【サイパン(米自治領)28日共同】米ロサンゼルスで1981年に起きた銃撃事件で、元会社社長、三浦和義容疑者(60)がサイパンで逮捕されてから29日で1週間。カリフォルニア州への身柄移送を元社長が拒否し続けるのか、捜査・司法当局との攻防が今後の焦点だ。

 逮捕時には殺人、共謀の罪とは別に逃亡罪も適用されていたことが27日までに判明。3月3日に予定される地裁での審理をはじめ、サイパンでは5、10の両日に逃亡罪をめぐる司法手続きが控えている。しかしサイパンの検察当局者も「抵抗するなら元社長側に打つ手はいろいろあり、時間がかかる」と認めており、ロサンゼルス市警が求める身柄移送のめどが立たない状況も予想される。

 22日逮捕された三浦元社長の身柄について地元検察は当初、速やかな移送が可能でロス市警の担当者が近くサイパン入りする予定だとしていた。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008022801000605.html