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2008年02月25日(月) 10時31分

裁判所、保釈認めず=「逃亡恐れない」三浦容疑者−拘置尋問で不満述べる時事通信

 【サイパン25日時事】米ロサンゼルスで1981年に起きた銃撃事件に絡み、米自治領サイパン島で殺人などの容疑で逮捕された元会社社長三浦和義容疑者(60)に対する拘置尋問が25日午後(日本時間同)、当地の裁判所で開かれた。裁判所は同容疑者の保釈を認めないことを決めた。
 尋問は午後1時半(日本時間同0時半)から開かれた。
 三浦容疑者は通訳を介し、「この事件は二十何年前のケースで証拠隠滅の恐れはない。逃亡の恐れもない」と述べ、身柄の拘束に強い不満を示した。
 島南東部にあるススペの収容施設で身柄を拘束されている三浦容疑者は、同裁判所に出向き、意見を述べた。 

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